こんにちは、ザキナナです。
昨年10月にブログを立ち上げて、11月からイラスト練習を始めて1年。長いようで短かったなあ。
今回はこの1年で、私の絵がどのくらい上達できたかを新旧比較してみます!
比較対象はあくまで自分自身ですので、「こんなのまだまだじゃん」なんて突っ込みは不要ですよ!
イラスト練習:ビフォーアフター
まずは新旧絵を並べてみました。
左が1年前で右が現在の絵です。まあ一目瞭然ですけども。
去年の絵が残念過ぎる……(苦笑)
とりあえず、顔と体と筋肉はどうにか描けるようになりました!
服と髪はちゃんと練習していないので、まだしばらくはモノクロ線画かな。彩色も練習したいんですけどね。色味のないブログで申し訳ございません。手足ももっと練習したい。
それでも幾分見れる絵になってきたかな~と思っております。
改善できているのが自分でも分かるので、以前に比べて絵を描くのが楽しいです。
イラストを描く上で個人的に特に効果のあった練習3つ
多分これはかなり個人差があると思うのですが、参考までに私が練習するうえで劇的に変わったと感じた練習知識を3つほどご紹介したいと思います。
1.顔の構造を考えて描く練習
この知識を入れるまでは、どうしても顔がしっくりこない状態が続いていました。
ちゃんとアタリを取っているのにのっぺりしているというか……。
そんなとき、「スカルプターのための美術解剖学」で顔の立体感を一から勉強し直すことで、ようやく自分の描き方が平面的だったことに気付けました。
頭ではずっと理解しているつもりでいたのですが、ひとつずつ確認してみると全然違う!
立体構造を勉強してからは、描いた絵を左右反転してもほとんど崩れなくなりました。これにはびっくり。
なんとなく顔がイマイチ、角度が付くと崩れる、そういう方は顔の構造を見直すと新たな発見があるかもしれません。
顔の立体に関してまとめた記事もありますので、よろしかったらこちらもどうぞ。
2.首と肩回りの動きとつながりを描く練習
顔を上手く描けても、首から下が不自然でいつも描きあがりがどこかおかしい感じがしていました。
これは骨格を考えず、適当に頭と体をつなげていたせいです。
昔からの手癖で、アゴの線から感覚だけで首につなげていた上に、後頭部は髪の毛を描いた後に何も考えずに線を引く。これまでは構造とか全く考えていなかったんですね。
しかし、それを骨のつながりから考え直し、筋肉による見え方まで調べてまとめることで、手癖で描くことから脱しました。
最初は頭と体を別々に描いて合わせていましたが、今はちゃんとアタリの段階から一枚のレイヤーに描けるようになりましたよ!
首や肩は描く頻度がかなり高い部位ですので、きちんと描けるようになるとすごく見栄えが変わりました。苦手な方は是非練習してみて下さい。
3.立体的なアタリを描く練習
私は実はアタリというものをこれまで描いていませんでした。
目から描き始めて、顔描いて頭描いて首描いて体描いて……と上から順に描くスタイル。
おかげでバランスはめたくそで、体を描くのがものすごく苦手でした(上の去年の絵を見ると分かると思います)。
ではなぜアタリを取らなかったか?
それはアタリを取っても絵が崩れて、意味がないと思い込んでいたからです。
ではなぜアタリが崩れるか?
はい、棒人間でアタリを取っていたからです。それも頭は〇に十字を描いただけ、体は比率も考えず棒に動きを付けただけ。
そりゃあ間違いなく崩れますよね……。
けれども昨年、もう一度絵を学び直そうと考えた時に、ルーミス先生に出会いました。
この本を見て、雷に打たれたような衝撃を受けたんです。
そうか、アタリってここまできちんと描かなくちゃいけない、大事なものなんだ! と。
そして、棒人間でアタリを取ることがどれだけ難しいか理解しました。いやあ、私にはまだまだ到底使いこなせないものだった(ポーズのガイド程度には使いますが)。
やはり立体感のあるイラストを描くなら、アタリから立体感を付けておくのが無難です。
今はもう、アタリ無しでは描けません。
このことについては別記事で語ってますので、興味のある方はこちらをどうぞ。
ルーミス先生もおススメです。
最後に
個人的な感想としては、1年で結構上達できたんじゃないかなと思っています。
仕事もあるし、なろうで2日に1度小説を更新しながらなのでがっつり練習時間をとれているわけではないのですが、それが逆にメリハリついていいのかもしれません。
ただ、とにかく考えながら描くことを意識していました。
私の練習方法については、今後参考程度にまとめていこうと思っています。
それから、できれば来年に向けての練習目標の立て方も。
準備でき次第、段階的に進めていくつもりなので、興味のある方はよろしかったらご参加ください。
計画って何? という方はこちらの記事もどうぞ。
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