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イラスト練習計画を立てよう!

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目標画像

 こんにちは、ザキナナです。

 今月は一旦立ち止まって、計画などの見直し期間です。

 今までPDCAで計画実行改善をしてきたのですが、すべてネット上でやっていたため進捗が分かりづらく、目標を失念することがありました。

 なので今回は目標や計画をすべて書き出して、すぐに確認できるように作り直し

 記事として計画や課題の出し方などもまとめましたので、計画的にイラスト練習をしたいという方の参考にしていただけると嬉しいです

 あと需要があるか分かりませんが、最後に私の自作のフォーマットも印刷できるようにしておきました。

 もちろん、ノートや画用紙などに書いて、自分の好きにアレンジするのもいいですよ~。

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イラスト練習計画の第一歩。最初に大目標を立てよう

最終目標画像

 大目標、最終目標、つまりはゴールです。最初に決めるのはこれです

 どんな道のりも目的地がなければたどりつけないですからね。

 イラストを描いているからには、プロのイラストレーターになるとか漫画家になるとかさまざまな夢があると思います。自分の現在地は関係なく、その目標でOKです。

 でもまだまだそこまでの道のりは遠すぎる、おこがましいなどと考えてしまう謙虚さんは、まず一年程度で頑張ればたどりつけそうなゴールを設定しましょう。

 簡単すぎるものはダメですよ。辛いのも困りますが、負荷のない練習は成長を鈍化させます。上達を効率化するために計画を立てるのに、これではもったいないです。

 ここで何より重要なのは、クリアしたらすごく嬉しいというゴールを設定すること。

 いっそ私のようなこんな紙っぺらではなく、イラストや写真を駆使して可愛い計画ボードなどを作っても楽しいと思います。毎日眺められるところに置きましょう。

 ちなみに目標を書くときは、「〇〇になりたい」ではなく、「〇〇になる」と断言します。

「なりたい」はただの願望で、「なる」はたどりつくべき目標だからです。

「私は〇〇だ」と完了形として書きたい方はそれもいいですが、見るたびに「でも本当はちがうんだよな」と心のどこかで思ってしまうと潜在意識的に逆効果なので、私は「なる」を勧めます。

 書けましたか?

 目標は定期的に見直して、変わったら作り直せばいいだけなので、気楽に行きましょう。

目標が決まったら、そのゴール基準を決める

ゴール基準画像

 到達するべき目標が決まったので、今度はそれを達成したと言える明確な基準を作っていきます。

 一体自分がどんな状態になったら、目標をクリアしたと宣言できるでしょうか

「〇〇さんみたいな絵が描けるようになったとき」だとしたら、その〇〇さんがどんな絵を描いているかから、具体的な基準を見つけましょう。

 目がきれい、彩色のセンスがある、構図が神などなど。色々あると思います。もちろんひとりとは限りません。様々な絵や漫画を見ながら、こんなふうに描きたいという理想の基準を探します。

 ただこの段階で、おおまかな自分の絵の方向性は決めていた方がやりやすいです。

 もちろんどんな絵柄も自由自在に描けるに越したことはないですし、すでに地力がある方なら問題ないんですけども。

 まだまだ勉強することが多い段階では、リアル系も萌え系も二頭身も、厚塗りもアニメ塗りもなどと毛色の違う目標が混在していると、覚えることが多い上に知識がごちゃごちゃしてしまいます。

 私が八頭身男子に特化して練習してるのも、このゴチャつきをなくすためです。ある程度ひとつの系統で描けるようになれば他のものもそれほど苦労せずに描けるようになるので、まずは一番描きたい絵柄を決めて練習することをおススメします

 ひとつでもきちんと描ける絵柄を持つと、絵を描くのがさらに楽しくなりますよ。

 さて、ゴールの基準ができたら、次に進みます。

ゴールの基準から課題を作る

ゴール課題画像

 今度は先ほど書いたゴール基準から、克服すべき課題を引き出します。

 と言ってもやり方は簡単。

 ゴール基準を反転させていくだけです。

 画像にある(例)でいうと、「均整の取れた筋肉が描けるようになる」という基準を反転させて、「均整の取れた筋肉が描けない」というのが克服すべき課題になります。

 そもそもゴール基準に書いた内容は、自分が満たしていないことのはずです。もうできていることなら、わざわざ項目に取り上げたりしませんよね?

 そして、自分が「これが描けたらいいなあ」と注目している内容でもあります。そこが改善されることはモチベーションにもつながるのです。

 これをやっていると自分ができないことの多さにがっくりきますが、これさえクリアすればいいと課題が明確になることはとても重要です

 漫然と絵がうまく描けないことを気にするのに比べて、明確に文字化したことで対応策を考えることができるからです。自分の弱点を知らずに対策を取ることはひどく遠回りで効率が悪いですからね。

 課題を考えずに漠然と練習をしても、苦手を避けて自分のやりやすい方に流されやすく、結局弱点克服にならないこともあります。

 頑張って自分の課題に向き合っていきましょう!

イラスト練習計画表の記入例

 少し縮小してしまいましたが、私の練習計画表を記入例として載せますね。

練習計画表画像

 これはずっと変えないものではなく、目標が変わったときなどに作り替えます。

 最低でも月に一回は進捗をチェックしましょう。

 克服できたと思う項目は横線で消すか、シールのようなものを貼ると達成感が出ますよ。

 課題項目をもっと細分化してもいいですが、私は一覧できることを重視しているのでこの量でまとめています。2枚目になると、気持ち的に重要度が下がる気がするんですよね……。

 この後に月次の練習課題を作るときに細分化・具体化・数値化をしますので、ここで気張らなくても大丈夫です。

 そんなわけで、イラスト練習計画表の指針はこれで完成です!

 お疲れさまでした!

フォーマットのダウンロード

 最後に、今回使った計画表のフォーマットを置いておきますね。

 大したものではありませんが、転載・再配布・自作発言はご遠慮下さい。

 pdfデータです。印刷してお使いください。

 この後は、近日中に月次課題の作り方を上げたいと思います。

 今回は準備のようなもの。次からPDCAの回し方を詳しく解説していきますよ!

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