こんにちは、ザキナナです。
普通の肩は描けるのに、動きが加わった途端に描けなくなる!
そういう私のための覚え書きです。イラストの描き方、筋肉の本や資料を参照しまくって、
「あれ? 結局肩って上まで上げる・水平に上げる・後ろに引くの3種類の筋肉の動きを覚えればとりあえず何とかなるんじゃ?」
となりました。
それをまとめてみたので、どなたかのご参考になれば。
筋肉の動きを覚えよう!
今回ちょっと画像サイズを変えてみました。
スマホで見やすくなるサイズにしたのですがどうかな?
それはさておき、下に解説をしていきますね。
中肉中背男子を描いているはずだったのに、どんどんマッチョになってくる……。
筋肉を分かりやすく説明するためだと思って見逃してください。
肩回りを描いていて気づいたこと
- 僧帽筋はほとんど動かない
- 肩は動かすと上がる(意図的に下げない限り)
- 肩甲骨ってめっちゃ動く
もちろんですが私が描いたまとめ絵は一例で、この筋肉の動きを覚えるというのが重要です。
腕を水平に上げると、どの筋肉が引っ張られて、どの筋肉が連動して動くか。
腕を真上に上げると、背中から回り込む筋肉がどう見えるか、肩の筋肉がどう移動するか。
腕を引くと、どこの筋肉が伸びてどこが縮むか。
そういうのを覚えることで、別の角度にも対応できます。
魅力的な肩の動き
今回は二の腕から先を描いていないのですが、まずはこの肩の動きだけでも注意して見てみると、自然に動いていない! というイラストが結構あることに気付きます。
どこが不自然に見えるのかを突き詰めて、自分の納得を増やしましょう。かなり変わると思います。
コントラポストでも肩の傾きやバランスが重要視されるように、肩の動きはイラストの完成度に影響を与えるファクターです。
バストショットで肩から上しか描いてないのに魅力的な体! という絵を見ると、自分とは何が違うんだろう? と眺めてしまいます。そういう絵を描きたいものですねえ。(遠い目)
まとめ
動きによって変わる肩まわりをまとめますね。
前方に水平に腕を上げる
- 肩が少し上がる
- 肩が前に出る
- 肩甲骨と筋肉が外側に引っ張られ、背中の凹凸が薄くなる
真横に水平に腕を上げる
- 肩が少し上がる
- 大胸筋と広背筋・大円筋などが腕に引っ張られて少し上がる
- 肩甲骨が少し傾く
腕を真上に上げる
- 僧帽筋はほとんど動かない
- 三角筋が肩の後ろに回り込む
- 三角筋と大胸筋の境目が分からなくなる
- 下乳の筋肉の境目が薄くなる
- 傾いた肩甲骨の下部に押されて背中の横が少しふくらむ
腕を後ろに引く
- 肩が少し上がる
- 肩が後ろに下がる
- 大胸筋が外側に引っ張られて胸の凹凸が平たん気味になる
本来はもっと細かい動きなのですが、イラストに起こすにはこのくらい気を付けていれば大丈夫かなと思います。
もちろん、ご自身でもっと突っ込んで調べた方がベストです!
頑張ってイラスト練習していきましょう!
お役立ち参考資料↓
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