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絵の上達を加速する練習法 その2

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 こんにちは、ザキナナです。

 今回はこの一年やってきた練習法の第二弾。

 講座の活用法についてです。

 

 何を隠そう私も講座ジプシーなわけですが、以前はせっかく見てもいくつも講座を巡っているうちに内容を忘れてしまって、全然身になってませんでした。

 しかし、見て回る中で知らなかったことや気付きをメモし、自分の絵に活かせるようになってからはぐんぐん描けるようになりました。ほんと、講座ってありがたい。

 

 もしも以前の私と同じように講座を流し見しているだけの方は、ぜひともこの練習法をやってみて下さい! イラストの上手さは知識の部分が大きいので、きっと上達の役に立つと思います。

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まずはイラスト気付きノートを準備しましょう

 講座の存在ってマジでありがたいです。

 特に、様々な人がそれぞれの視点でまとめているので、同じことに関する講座でも多方面からアプローチできるのがすごくいい。

 いくつか併用して見ると、自分にとってしっくり行く説明を見つけられたり、さらに理解が深まったりします。

 

 でもその情報を、そのまま流してしまうのはもったいない!

 これを書き留めるための専用ノートを準備しましょう。前回の練習法の、弱点をまとめたノートと一緒がいいです。この記事のノートですね。↓

 このノートは後で読み返すと自分用の参考書になるので、是非作って欲しいです。

 理解したつもりでも、人間ってすぐに忘れてしまうので……。

 

 ノートを準備したら、さっそく次のステップです。

イラスト講座を活用する5つのステップ

①まずは習得したい内容を決める

 あれもこれもと見ていると、情報量が多すぎて結局記憶に残りません。

 まずはピンポイントで学びたいことを決めます。

 

②その内容の講座以外見ないと決めて、講座巡りをする

 同じ事柄に関していろいろな視点から見られる上に余計な情報がないので、内容が理解しやすくなります。

 講座を巡って知らなかったこと、気付いた事柄などは、ノートに書き留めましょう。

 

③ある程度見たら、必ずその日のうちに自分で描いてみる

 見ただけでは、明日になったら講座の内容の大部分を忘れてしまいます(詳しいことは忘却曲線でググってみてね)。何もしなければ、一週間もしたら全く覚えていません。

 その前に、今日のうちに情報を自分の中の知識として落とし込みましょう。ノートの気付きを手掛かりに描いてみて、今一つ理解が足りなかったらもう一度講座を確認しに行きます。

 描いてみて気付いたこともあれば、ノートに記して下さい。

 

④上手く描けたら、どこが上手くいったのかメモする

 描けなかった時と今では何が違うのか、言語化しておくと後で見直した時に役立ちます。自分なりのポイントなどを記しておきましょう。

 手癖で描き始めて崩れた場合などに、それを矯正する指針になりますよ。

 

⑤自分が納得するまで繰り返し

 講座で見た内容が自分で習得できるまで繰り返します。

 納得がいけば別の講座に移りましょう。

 他の講座を見ているうちに以前のことを忘れてしまいますが、知識として一度落とし込んでしまえばノートを見るとすぐに思い出せますので大丈夫です。

 自分に知識が定着するまで、描いて見直しを繰り返しましょう。

 

 ちなみに、練習法は向き不向きがあります。自分には合わないなあという講座は、一通り情報だけつまんで他のやり方を探した方が良いです。

 内容が難しい時は「私には描けない」のではなく、「まだ描けない」だけだと認識しましょう。

 練習していると、ある日突然理解できたりします。焦らず行きましょう。

イラスト講座を見る上での注意点

 現在、ネット上には数々のイラスト講座があります。

 それを活用していく際の注意点を3つほど上げておきますね。

 

①内容を信じすぎない

 講座はものすごくありがたいけど、時々間違いだったり、偏ったりしている記事も存在します。

 書いている人もプロだったりアマチュアだったり色々です。まさに玉石混交。

 ですから、講座はいくつも併用してみて、それぞれの内容に信ぴょう性があるか確認しましょう。

 イラストで説明されているものは、実物の写真でも確認してみたり、別のジャンルのサイトを見て確認してみたりするのも有効です。

 もちろんですがウチのブログも鵜呑みにしないでね! 私なりにかなり調べて書いているつもりですが、できるだけ他の講座と見比べて知識をご自分の中に確立していってください。

 自分でも調べる意識を持つと、吸収率がぐっと上がりますよ。

②合う合わないは自分で決める(主に描き方や練習法の講座)

 これは良い、これはダメ、みたいな練習内容や描き方に優劣を付ける断言をあまり鵜呑みにしないようにしましょう。

 その練習法や描き方が向いているかどうかは、本当に人それぞれです。その時点での地力も性格も好みも全然違う。結局、自分に合う描き方は、色々試してみて探すしかありません。

 

 他人に言われただけで、今の自分が必要だと感じていない練習をするのは苦痛なだけです。

 主導権は自分が握りましょう。

 自分に合うやり方を見つけて上達し始めると、おのずと絵を描くのが楽しくなります。そうなれば多少の辛さは気になりません。それ以上の充実感があるからです。

 楽をするよりも、楽しむ練習をして下さいね。

 ウチのブログは楽をしたい人には全く向いてないです。

 

 注:自分で決めると言っても、「やりたい練習をする」のではなく、「上達できる練習をする」ようにしてください。「やりたい練習」は脳が楽をしようとします。「ちょっと辛いけど頑張れば上達できる練習」が一番効きます。

③違う人のやり方を否定しない (主に描き方や練習法の講座)

 これも合う合わないの話に通じるのですが、自分が効果を感じられない練習を他の人がしていても、人それぞれです。

 自分のやり方を押し付けず、どうしてその練習をしているのか訊ねてみると思わぬ発見があるかもしれません。

 お互いのやり方で切磋琢磨できるとすごく良いですよね!

まとめ

 さて今回は、個人的な講座の活用の仕方をご紹介させていただきました。

  • イラスト気付きノートを準備する
  • 習得する内容を決める
  • 目当ての講座だけを見てノートに気付きをまとめる
  • その日のうちに描いてみる
  • 上手くいったところをメモする
  • 繰り返し

 同じ内容をいくつもの視点から何度も見ることで、どんどん知識と記憶が強化されます。

 ぜひやってみてね!

 

 講座を活用する際の注意点はこちら。

  • 内容を信じすぎない
  • 合う合わないは自分で決める
  • 違う人のやり方を否定しない

 講座は他の方の知識です。それを情報として手に入れたら、自分の中の知識として落とし込まないともったいない!

 私と同じ、講座ジプシーの方は良かったらやってみて下さい。

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