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絵の上達を加速する練習法 その3

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 こんにちは、ザキナナです。

 この1年にしてきた練習法、今回は3つ目。

 考えながら描く、という方法です。

 これって正直よく言われることなので今更なのですが、逆を返せばそれだけ有効だということ。

 面倒がらずにやってみて!

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考えながら絵を描く

 資料を見ながら描いていても、なんとなく上手く描けないところ、構造がよく分からないところがありませんか?

 それを見つけたら放置せずに拾い上げましょう。

 なぜなら、それこそがイラスト上達のチャンスだからです。

 描けないものが描けるようになるためには、まず自分が何を描けないのかを知るのが重要。

 自分に足りないものが分かれば、それを集中して学ぶことで効率的な上達が見込めます。

 

 ただやみくもに模写をして数をこなしても、そこから学びがなければもったいない。

 是非上達の足掛かりにしてください。

 

 ちなみに、湧いた疑問はその場で手を止めて、ひとつずつ解決することをおススメします。

 その時必要な情報を、ピンポイントでピックアップするためです。

 後でまとめてやろうとすると、余計な情報に目が行ったり、ひとつひとつの理解が薄まったりしてしまいますのでちょっと効率が悪くなります。

イラストを考えながら描く手順

描けないところ、分からないところを自覚する

 見たとおりに描いているはずなのに、何だかうまくいかない。見ても構造が良くわからない。

 それは下手なのではなく、ただ単に描くための知識がまだ足りていないだけです。

 上手な絵師は、センスではなくその知識を持っているから上手く描けるのです。

 だったら自分も上手く描けるようになるには、知識を手に入れればいいということ。

 そのために、まず描けないところを自覚しましょう。

 

 すでに描けるところで躓くはずはないので、躓いたらそこが上達のチャンスポイント。

 できればどこがどう描けないのか、気付きノートに記入しておきましょう。

描けない部分を納得いくまで調べる

 描けない部分を納得がいくまで調べまくります。

 美術解剖学の本、ポーズ集、医学書、筋トレサイト、イラスト講座……今は良い時代で、ネットでも様々な情報が手に入ります。

 それらを多面的に見て、情報を蓄えましょう。

 有用そうな情報は気付きノートに書き留めると、見返して役に立ちます。

 

 イラストだけでなく、実際の写真もできるだけ確認するようにしてください。

 モデルによって個人差はありますが、得られる情報はとても多いです。参考になります。

何度も描き直して自分の知識にする

 得た情報を使って、上手くいくまで何度も描き直していきましょう。

 そうしているうちに、自分なりの理解が深まってきます。

 そして、「なるほど、こう描けばいいのか」と腑に落ちた時点で、それは自分の知識になるのです。

 

 描けない部分を発見→情報を集めて知識にする→描けなかった部分が描けるようになる→次の描けない部分を発見→……とこのサイクルを繰り返すことで、イラストはどんどん上達します。

 描ける部分が増えてくると、上達を実感できてモチベーションも上がりますので、是非考えながら描く、を実践してみて下さい。

 

 もちろんこんなことをしなくても、描けない部分を描かずに回避するのは簡単です。

 それでも描けるようになると、少しくらい練習が辛くても本当にイラストを描くのが楽しくなりますので、頑張ってみてね。

ちなみに

 本やサイトで調べていると、時々差異のある情報が出てくることがあります。

 その場合、構造的な誤りでない限り、覚えやすいものを選べばいいと思います。

 厳密な比率や角度で描いたところで、見ている人にはそれほど影響しないからです。

 

 大事なのは比率や角度そのものではなく、その情報をきちんと自分の中に落とし込んで知識とし、迷わず自信をもって描けるようになることです。

 理解せずに引いた線と、知識があって引いた線は明らかに違います。

 自分の練習前の絵と練習後の絵を比べれば一目瞭然ですよね。

 この「知識に裏打ちされた絵」が描けるようになるのが、考えながら描く、の効果なのだろうなと私は捉えています。

 

 私の知識の助けになってくれている本↓

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