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腰回りの描き方とポイント

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腰回りのアタリアイキャッチ

 こんにちは、ザキナナです。

 

 今回は男性の腰回りの描き方をまとめてみました。

 以前も一度書いていますが、前回のコッペパンよりも少し詳しめ。

 アタリの他に、腰回りを描く上でのポイントもまとめていますので参考になれば。

 ちなみに、以前の腰回りのアタリ記事↓

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腰回りを描く際のポイント

腰回りのアタリ1

 まずは腰回りを描く上でのポイント。

 

 骨盤の縁にあたる腸骨稜には、外腹斜筋が乗っかります。

 これは贅肉ではなく、鍛えた人ほど盛り上がる筋肉です。しっかり筋肉のある男子を描く場合は外腹斜筋を腸骨稜に乗っけて描くとリアリティが出ます。

 

 次に恥骨結合。

 骨盤の正面で恥骨同士がくっつく場所です。ここの下から陰茎が生えます。(ちなみに女性の場合ここは恥丘にあたり、陰唇はその下に付きます)

 この高さと、大転子(大腿骨の外側上部)はだいたい同じ高さに描くと、脚の付け根が分かりやすいです。

 

 腰回りは右下の図のように前に向かって広がっているので、真正面から見るとお尻の肉や尻えくぼは見えません

 一応一般的なおへその位置も描きましたが、個人差があるので厳密に考えなくて大丈夫です。

縫工筋による太腿の見え方

腰回りのアタリ2

 縫工筋は男らしい脚のシルエットを作るためには欠かせません(個人的に)。

 腸骨稜の先端(上前腸骨棘)からひざの内側を通り、脛骨の上部内側につながる筋肉です。

 人体の中で最長の筋肉で、脚を描く際のガイドとしても役立ちます

 

 縫工筋の内側と外側では腿の見え方が違うので意識して描きましょう。

 縫工筋の内側の内転筋群あたりは平坦になり、外側の筋肉は丸みを帯びています。角度によって見え方が変わるので、是非気にしてみてください。

正面からの腰回りの描き方(簡易)

腰回りのアタリ3

 正面から描く男子の腰回りのアタリです。

 最初の三角は、8頭身男子なら横幅を胸郭と同じ、縦の高さを1頭身と同じ長さで描きます

 8頭身じゃない場合は、ご自身の描く男子に合わせて適宜比率を変えて下さい。

 こちらは体の厚みなどを考える必要がないので比較的簡単です。

立体的な腰回りの描き方

腰回りのアタリ4

 こちらは、奥行きや立体感を加味したアタリです。

 骨盤は基本的に前傾しているので、まずは四角でアタリを取ります。

 その四角の面を分割するにはガイドとして対角線を引き、その中心を通る平行線を描くと楽です。

 

 あとは画像の通りに分割していって下さい。

 

 分割ができたら、腸骨稜にあたる部分を描きます。骨盤はハート形に似ているので、それをイメージすると分かりやすいですね。

 

 大腿骨は四角の側面の真ん中ではなく、少し前側に付けます

 できればこのアタリの段階で肉付けする前の丸みを付けておきます。骨盤は前傾しているのですが、恥骨と座骨は思いのほか前に張り出していますので要観察!

 骨格図などを見て確認すると分かりやすいです。自分で確認して一度覚えると、次から忘れることはありません

 

 筋肉分布も覚えると楽しいよ!

腰回りのアタリ5

 アタリに肉付けしてみました。

 あまりアタリの線に囚われず、自分でいいと思うラインを探して下さい。

 筋肉を覚えるとどこに影を落とせばいいか、どこがくびれるかなどが分かって描写の幅が広がります。

 筋肉は覚えてしまえば男女問わず動きによる応用が利きますので、是非勉強してみて下さいね~!

参考資料↓マジでお役立ちです。

コメント

  1. シン より:

    はじめまして、シンと申します。
    体の描き方はすごく助かりました!
    ありがとうございました。

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