記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

イラスト練習計画作成手順5:26~31日

スポンサーリンク
練習計画6

 こんにちは、ザキナナです。

 さて、1ヶ月かけた練習計画作成も今回で最後です。

 練習時間を決めて、これまでの課題に取り組む時間をスケジュールに落とし込んでいきます。

 ここまでお付き合い下さっている方がどれだけいるか分かりませんが、ここが練習を継続するためのキモとなりますので完成まで頑張りましょう!

最初から手順を確認したい方はこちら

スポンサーリンク

弱点克服にあてるための練習時間を決める

 まずは、1日の中でイラスト練習にあてる時間を決めます。

 できるだけ他の邪魔が入らない、集中できる時間帯が望ましいです。

 掛ける時間は自分のさじ加減で大丈夫。目安があった方が良ければ、25分練習+5分休憩のポモドーロ法で何セットやるか決めるとやりやすいかもしれません。

 

 ここで重要なのは、

「楽しく好きな絵を描くのとは別に時間を作る」

 ということ。

 

 練習だけだと脳が疲れて辛くなってきます。

 そこでおススメするのが、「練習する」→「休憩」→「練習したことを取り入れて好きな絵を描く」という順番で描くやり方。

 すると練習前より上手く描けることで辛さが吹き飛びますし、練習したことの復習や、知識の足りない部分の確認ができます。

 そこで得た気付きや課題はメモしておくと、翌日の練習に役立てることでさらに上達の後押しになりますので、必ず残しましょう!

 書いておかないと翌日にはほぼ忘れます(エビングハウスの忘却曲線を参考にすると、人は1日後に74%の内容を忘れるそうです)。

 

 もちろん、そこまでカツカツにやらなくてもいいという方は自分のやり方でOKです。

練習する内容は1週間単位で決める

 練習時間を決めたら、次に練習する課題を配分します。

 

 ここまで進めていれば、すでに弱点克服課題の優先順位ができているはずですね。

 それを上から順にこなしていけばいいだけです。

 

 ただこの場合、どの課題をいつまでに終わらせるかなどは、先々まで決めないようにします。

 練習時間はきちんとスケジュールに組み込んでおくべきですが、やるべき練習内容はそのつど1週間分ずつ決めていきます。

 イラストの弱点克服は、何日練習すればOKというようなはっきりとした区切りが付けられるものではないからです。一つずつ、自分が納得したら次の課題に進むようにしていきます。

 

 1週間分の練習内容ですが、優先順位の高いものから3つを選び、達成基準が客観的に分かるように数値化しておきます

 練習ノートの見開き2ページにみっちり手の模写をする、30秒ドローイングで10体分描く、というような感じですね。

 このやり方及びフォーマットは以前書いた記事が参考になりますので、もっと詳しく知りたい方はご覧になってみて下さい。

週末や月末に「練習した内容を振り返る時間」を作る

 練習を続けていると、計画を立てている時には出てこなかった新たな課題や気付きが見つかります。

 それをメモしておいて、週末や月末に課題を手直ししましょう。

 同時に、翌週の練習内容も決めてしまいます。

 

 練習内容を振り返る際は、その練習で効果が感じられたか、続けるのが辛くないか、負荷が足りなくないかなどを見ていきます。

 上達を早めるには、この効率化を常に考えていくのが重要です。

 ちなみに、完璧を目指す必要はありません

 次の練習工程に進む目安は、自分が納得するかどうかで大丈夫。

 完璧だと思っても、上達するにつれて結局また課題が現れるからです。

 

 見つかった課題はまたメモしておき、練習メニューに組み込んでおきます。

 これを繰り返していくことで、どんどん上達していけますよ!

 

 ここまでできたらまずは数日間、スケジュール通りに動いてみて、自分に合う形にどんどん調整して下さい。

 定期的に継続していける時間帯や練習量を見つけられれば、習慣化できます。

どうしても練習する気力がない時は

 とはいえ、仕事や勉強で疲れ切った、やる気がわかない時というのはあるものです。

 そういう時用に、差し替えのエスケーププランも立てておくといいです。

 

 おススメは自分の書いてきたイラスト練習の気付きメモを読み返すこと。自分で書いたメモなのに、忘れていることが結構あったりして復習になります。

 あとは講座を見る、〇と線をひたすら描く、写真集を見る(構図などの参考になります)など、負荷が軽めのものを準備しておきます。

 もちろん、本当に何もしたくないなら休息が必要です。十分に休んで下さい。

 

 ただし、できればエスケーププランへの差し替えは3日以上続けないこと。

 楽をするための習慣はあっという間に見についてしまいます。そして再び行動を起こすのはとても大変。結局描く練習をせずに何日も過ごしてしまったなんてことになりかねません。

 

 どうしても続かないのなら数日置きなど、最初からスケジュールに組み込む練習の間隔を開けましょう。

 もともと練習をしないと決めていた場合と、予定を立てていたのに練習をしなかった場合では、同じ休むでもメンタルが変わります。

 

 予定を立てていたのに練習をしなかった場合、自分との約束が守れなかったことで自己肯定感が下がってしまうのです。これは良いことが何もありません。

 それよりは、回数を減らしても達成感のある予定を立てた方が精神的にずっといいです。

 

 私も1日おきになろうに小説を上げているため、イラストの練習は2日に1回にしています。これが私のベストなスケジュールなんですね。

 自分にとって無理がない、必要なことを集中的に練習する、そういう計画を立てられるのは自分だけです。そのベストを見つけ、あなたのお絵かきライフを充実させてくださいね!

最後に

 ここまでお付き合い下さった皆様、有難うございました!

 めちゃくちゃ面倒くさいやり方をお伝えしている自覚があります。

 ですが、私と同じようになかなか絵が上達しなくなったと悩む方には、ある程度効果はあると考えています。

 

 もちろん完璧に真似する必要なんてなくて、自分の練習法に取り入れられそうなものを掻い摘んでいただければ十分です。

 皆様のイラスト上達に、少しでもお役に立てていただけたら幸いです。

 

 最後に、補足も載せておきますね。

補足

コメント

タイトルとURLをコピーしました