こんにちは、ザキナナです。
個人的な備忘録はとうとう脚まで来ました。
最後手足も描いてますけど、そっちは別記事で描き方を載せる予定。
とりあえず今回は脚に焦点を絞って描き方をまとめていこうと思います。
私は昔から足にどう肉を付けていいのか分からずに全然描けなかったので、同じように思っている方に伝わるといいなあ。
あの棒みたいなアタリがどうしてこの脚になるの⁉ そこが知りたいんだよ! とずっと思ってたので。
筋肉と骨の勉強をしてその構造を知ることは、本当におすすめですよ。
脚のアタリの取り方
左の画像から説明していきますね。
①まず8頭身の印を付けます。重心を取っておいたほうが安定しますよ。
②股下と足裏の真ん中、2つめの印の上に膝蓋骨(ひざのお皿です)を置きます。印の部分はひざ下のくぼんだしわを描く位置だと思ってください。
③一番下の印のところにかかとを置きます。ひざ上とひざ下は1:1ですが、ひざ下の方を少し長くすると足長に見えるので、ちょっとだけ下にしてもいいかも。
(体が斜めを向いているので、奥側の足はパースの関係で少し上になってます)
右の画像に移ります。
骨盤とひざとかかとを骨で繋ぎます。
大腿骨の曲がりはだいたい120度くらい。外側に張り出してから内側に斜めに傾きます。
(この絵だと大腿骨の傾きがわかりづらい……すみません。下に小さくある絵を参照してください)
大腿骨は骨盤まわりからあまり大きく外に張り出さないようにします。
ひざから下はまっすぐで大丈夫です。ひざと足先は同じ方向を向くことだけ意識しておきます。
左の画像から。
骨盤コッペパンの外側の腰の体表に接する部分から軽く内側に入り込むように線を引きます。コッペパンの見える部分3分の1くらい。これが上前腸骨棘です。
実際は骨盤のふちの部分。一度調べてみるとわかりやすいかも。
その先の部分からひざの内側に向かって線を下ろします。これが縫工筋。内腿を描く時のガイドになります。
右の画像。
コッペパンの上、さっき描いた上前腸骨棘の体表に出る部分から、大腿骨の出っ張りに線を引きます。ここが腰で一番太い部分になります。出っ張りすぎるとお尻が大きくなるので注意。
次に内腿を股下からひざまで描きます。その際、縫工筋のところで一旦くびれ、ひざの内側を盛り上げます。
外側の腿は内腿よりも上の部分にふくらみのピークを持たせ、ひざまで下ろします。
ひざから下は、脛の部分には肉を付けず、内側のふくらはぎを盛り上げます。一番大きく盛り上がる筋肉(腓腹筋)は、ひざとかかとの間の印あたりまで。外側はふくらはぎよりもピークを高い位置にします。(長腓骨筋)
最後に体のバランスを調整してアタリの完成です!
とりあえずアタリに沿って描くとこんな感じになりました。
んでもって、アタリ消しバージョン↓
内腿の線って影を付けると萌えるよね。
腰幅もうちょっとあっても良かったかなあ。
詳細版、脚の描き方と覚え書きのまとめ記事です↓こちらもどうぞ。
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