こんにちは、ザキナナです。
今回は基本的な手の描き方の備忘録。
手っていつも目にしているのに、描くとなると難しいですよね。そのくせ、見慣れているから違和感だけはわかる。上手く描けないとキーッてなります。
でもとりあえず、指の長さや比率は変わらない。そこから覚えて、動きの方は後から模写して知識を積み重ねていきたいと思います。
基本の手の描き方
まず正方形を2つ上下に並べて、上の正方形を縦に4分割、下の正方形を横に2分割します。
次に、①のところに直角三角形を付けます。これが親指の位置です。
②小指を3等分にして、上の3分の1を削ります。これは小指の長さがだいたい薬指の第一関節と同じ高さなので、そこに合わせるためです。
③中指を他の指より高くするために先端と根本を少し上に上げます。
④小指の根元を少し低く調整します。
人差し指と薬指を同じ長さにしていますが、個人差や好みがあるのでこの辺は微調整してください。
余計な線を消して、親指を描き込みます。
親指の長さは人差し指の根元と第2関節の中間くらい。これも個人差があるのでお好きで。
これでアタリは完成です。
指を開いた手の描き方
先ほどと同様に正方形を2つ重ねます。
上の正方形は4等分の印を付け、中指だけ描いておきます。下の正方形は横に2分割し、親指の付く位置に二等辺三角形を置きます。これは指を開くと角度が付くためです。
中指を基本の時と同じように上に伸ばします。
その中指を3等分して、さらに同じ長さを下に伸ばします。この位置が指の関節ですね。
今印を付けた中指の関節を基準に、弧を描きます。指先にも同様に。小指の位置が低くなることを意識して角度を付けます。
関節に付けた弧をさらに4等分します。
最後に関節から指先の弧にまっすぐアタリを取ります。親指は力を入れて開くと反りが大きくなるのでそれを考えてアタリを描きます。
これで指を開いた時のアタリ完成。
関節から指が開くことを意識するといい感じに描けます。
……ただちょっと小指長すぎたかも。すみません。アタリの時点で下げておけば良かったかなあ。
描いてて気づいたこと少し。
大して参考にもならないことですが、一応。
自分なりの理解で描いておりますので、軽く見ておいていただければと思います。
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