こんにちは、ザキナナです。
私の鬼門中の鬼門、足の描き方備忘録。
単純なようでいて角度によって変わる形、カッコよくまとまってくれない指、なぜか超合金ロボットみたいになる足首……。
それを解消すべく、比率やらなんやらを自分の足を測りながら数値化してみました!
私の足が一般的基準に沿っているのか謎ですが、たぶんそれほど変わりはないはず……。
少しでもお役に立てたら幸いです。
基本的な足の描き方
まず、4:2で四角を描きます。線を引いておいた方が分かりやすいかもしれません。
1マス目の下の線の左側に親指の付け根(第一中足骨頭)の印を付けます。描きたい足幅によって場所を調整してください。
同じ線の右側、少し下に小指の付け根(第五中足骨頭)の印を付けます。
最後に一番下の2つのマスの真ん中にかかとの印を付け、それぞれの印を線で結びます。これが足のアーチを形成する支持点です。
次に、一番上の線を4等分して、親指の付け根から図のように線を引きます。同様に、小指の付け根からも真ん中に向かって線を引きます。
真ん中に人差し指の円を描き、左に親指、右に残りの指を線に沿って描いていきます。
かかとにも支持点を中心に下のマスに合わせて円を描きます。(本来の支持点はかかとの右寄りなのですが、ここではわかりやすく真ん中にしています)
指とアーチの三角、そしてかかとを目安に、足のラインを引いていきます。
親指側の関節のふくらみは支持点がピークです。その下からぐっと土踏まずをえぐります。
これで足アタリの完成です。
横から見た足の描き方
正方形を図のように4つ並べます。
つま先部分の四角を3×2等分、真ん中の四角を縦に4等分、足首部分も横に4等分します。
図のようにメモリに沿ってつま先から足の甲の線を引きます。
最後にかかとのふくらみを描き足してアタリ完成です。
足の甲から足首は直角にならないようにします。
土踏まずのピークは足首の前から下におろした線の部分です。
正面から見た足の描き方
正面からの描き方は個人的にめっちゃ難しく……こんな感じに簡単なアタリを取ることにしました。
まずかかとを描いて、その真ん中に点を置きます。(かかとの接地面を円として、その中心)
かかとを基準に、描きたい足のサイズに合わせて足跡を描きます。こうすることで、立体にした足の線が迷ってあっちこっちに行くのを防ぎます。
足指の付け根に当たる部分に厚みを作ります。ざっくりでいいですが、目安はかかとの3分の1くらいの厚さかなあ。骨でいうと基節骨のあたりです。
次に、今描いた付け根からかかとの上、足首のところに向かって左右に線を引きます。この際、甲や土踏まずに沿った足らしいカーブを付けるとそれらしく見えます。
最後に足跡の上に厚みを意識しながら指を描いて完成です。
指を描く際、足跡自体を指にしないように注意! 足跡はあくまで足裏の接地面です。足跡の部分が影だと思って、その上に立体を描いてください。
まとめ
おそらくあんまり役に立たない描き方ですが、私のように足が上手く描けないとお悩みの方に少しでも参考になったら嬉しいです。
基本的に、比率を覚えてしまえばこんなアタリ取らなくても大丈夫だと思います。
とりあえずこれで立ち絵の備忘録は終了。
次からはアングル別、背中の描き方とか、アオリ、フカン、それから服のしわの描き方なんかをまとめていこうかな。
まだまだ覚えることはいっぱいありますねえ。
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