記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

イラスト練習:超個人的なオールバックの描き方

スポンサーリンク

 こんにちは、ザキナナです。

 今回は好きなのに描くのが苦手な髪型、オールバックについてまとめてみました。

 正直需要はなさそうなんですけども、オールバックってちゃんと描こうと思うと結構難しいので、どなたかの参考になれば。

 

 まず前段階として、頭のアタリをきちんと取り、頭部のランドマークをしっかり理解しておくと良いです。

 頭部のアタリや比率は宜しかったらこちらの記事をどうぞ。

 さらに詳しい頭部のランドマークについてはこちら。

 では、本題に移ります。

スポンサーリンク

オールバックを描く前の下準備

 まずはベースとなる坊主頭を描きます。

 ここまできっちり描き込まなくても、ラフで骨格さえしっかり描けていれば大丈夫です。

 もちろん額の形はM字、富士額、角、何でもOK。

 こめかみの横の生え際の段差はある方が男性的。

 

 頭が描けたら、オールバックのアウトラインを先に取ってしまいます

 まず、髪をどのくらいの厚みにするかを考えて、頭の一回り外側にアタリを引きます(赤線)。

 かっちり固めてフォーマルにするなら薄めに、ふんわりエアリーでカジュアルにするなら厚めにアタリを取りましょう。

 正面はこめかみの段差のところまで。そこから下はサイドとして別に考えます。

 

 次に、髪の流れの起点(今回は生え際の中央の✕印)を取り、そこから前髪を立ち上げる分だけ厚みを取ります(青線)。ぴったり撫で付ける場合は厚みはそれほど必要ありません

髪の毛の流れを決めて描き込む

 髪の毛のふくらみと前髪の立ち上げのアタリに沿って、髪の流れのガイドを取ります

 これがあると髪の流れがバラバラになったり、生え際と髪の向かう方向が違ったりという失敗を防げます。

 

 あとはガイドに沿って髪を描き込んで行きましょう。

 表面の凹凸によって、空気を含んだふわっと感が出せます。カッチリ固めた場合は凹凸は付けません。

 サイドはふくらみを持たせず、今回はそのまま横から後ろに髪を流します。アレンジとしてそこからまっすぐ毛先を下ろしてもいいですし、ツーブロックにしてもメリハリが出て良きです。

 オールバックの可能性は無限大です! 楽しくアレンジしましょう。

オールバックの仕上げと個人的なポイント

 最後の仕上げに細かいディテールを描き込みます。

 前髪がほつれて落ちてくるのは定番ですね! 色気が出るので私も大好物です!

 でもほつれ髪や後れ毛は、多すぎると疲れた感じに見えるのでやりすぎ注意。

 それ以外の図の中のポイントは個人的なものなので、参考程度に見て下さい。

 オールバックにメガネはイイヨネ!

 

 こだわりを詰め込めば出来上がりです。

七三とショートのオールバックのアタリ例

 基本的には、髪の毛のアウトラインを取って、分け目や生え際の起点を決めて、髪の流れのガイドを描いておく。

 私程度のイラストならこれで描けると思います。

 髪の毛の流れが良くわからないという方は、ネットやテレビで実際のオールバックのモデルや芸能人を見ると良いです。

 神絵師のイラストでもいいんですけども、そこには実際とは違う魅せるための描き方がなされています。それよりも最初は実物を見た方が、情報量も多く分かりやすいです

 描いてみて分からないところは、実際に自分で見て確認する。

 これ大事です。

まとめ

 とりあえずオールバックを描く上で大事なのは、きちんと頭の形を取ること、髪の流れのガイドを描いておくこと。

 普段は前髪で隠れがちな前頭隆起と眉間のふくらみを意識しましょう!

 前頭隆起と眉間・眉弓の詳細はこちらの記事にあります。

 これをちゃんと意識する前と後のオールバックの違いはこちら↓

 以前の絵は生え際と髪の流れが合っていないし、おでこの形も髪でごまかしている感があります。

 しかし、今回のようにしっかり骨格や立体を考えて描くと、だいぶマシになりますよね。

 やはり基礎が大事だなあとつくづく感じます。

 きちんと立体を把握したいのならこちらをおススメ↓

 高いけど買う価値は有り。サンプルだけでもすごく役に立ちます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました